お口の健康や心身の健康を増進し、本当の意味の「美しさ」を長く保っていくことを目的としているセイノ歯科医院での審美歯科治療。
それを妨げる要因に「アレルギー性疾患」との関りがあります。
アレルギー性疾患とは、激しい抗原抗体反応によって起こる疾患をいいます。
例えば、主な疾患をあげると以下のものです。
[呼吸器疾患]花粉症・アレルギー性鼻炎・気管支炎・気管支喘息・レフレル症候群
[消化器疾患]口内炎・食事性アレルギー性胃炎・腸炎(アレルギー性下痢)・潰瘍性大腸炎
[循環器疾患]狭心症・心内膜炎・結節性動脈周囲炎・閉塞性動脈内膜炎
[皮膚科疾患]蕁麻疹・クインケ浮腫・結節性紅斑・湿疹・接触性皮膚炎
[眼科疾患]フリクテン・アレルギー性角膜炎・交換性眼炎
[自己免疫性疾患(膠原病)]リウマチ様関節炎・エリトマトーデス・強皮症
[その他の疾患]小癇・片頭痛・瀰慢性糸球腎炎
正直見たくないほど色々あります。
そんなアレルギー性疾患は明日にも発症する病気です。
アレルギーとは?
現代社会では、アレルギー性疾患に悩まされている人が増えてきています。
アレルギーとは、食物や花粉などのアレルゲンに過剰に反応してしまう状態をいいます。
私たちの身体には、体内に侵入した病原菌などに反応して、抗体を作って抵抗する「免疫」と呼ばれるシステムが備わっています。
ところが、食物や花粉など身体に害のないものにも免疫システムが反応してしまうのがアレルギーなのです。
なぜアレルギーが多くなってきているのか?
アレルギーが多くなっているのは、遺伝的体質のほかに住環境や食生活の変化などが影響しているといわれています。
また、医学の発達によって感染症などの病気が減り、身体の免疫システムがアレルギーに反応しやすくなっているのではないかという推論もあるそうです。
敏感肌も実はアレルギー!?
花粉症など様々なアレルギーがありますが、女性に多い敏感肌もアレルギーの一種みたいです。
敏感肌の方は、洗剤や化粧品で肌が荒れたり、髪の毛や衣類が触れるだけで刺激を感じたり、身体のあちこちにかゆみが出たりします。
医学的には敏感肌の定義はないようなのですが、化粧品会社などでは肌のバリアー機能が損なわれ、外からの刺激に反応しやすくなっている肌のことを「敏感肌」と呼んでいるそうです。
敏感肌になる原因は、間違ったスキンケアや不規則な生活、偏った食生活、精神的ストレスなど様々ですが、アレルギーが原因の場合も少なくないようです。
アレルギー体質であれば、肌が敏感になってしまう可能性は高いといえます。
原因不明で治らない時は?
ところが、肌荒れやかゆみがひどくなって皮膚科に行っても原因不明で治らない、今まで大丈夫だった化粧品に急にかぶれるようになってしまった・・・・。
そんな場合、虫歯の治療で銀歯にしていないかお口の中を確認してみてください。
もしかしたら歯の詰め物や被せ物など歯科金属による金属アレルギーの可能性があるかもしれません。
金属アレルギーは、汗などで溶け出した金属がイオン化して炎症を起こします。
アレルギー性皮膚炎の一種です。
金属アレルギーの代表例としては、ピアスやイヤリング、ネックレスなどでかぶれたり、かゆみが生じたりする症状です。
同じアクセサリーを繰り返し使用しているうちに、金属イオンが体内に入って免疫システムで異物と認識され、次に同じ金属に触れたときにアレルギー反応を起こしてしまいます。
同様に、歯に詰められたり被せられたりしている歯科金属が、唾液などによってイオン化して血流にのって体内を巡り、アレルギー反応となって全身に湿疹やかゆみなどが生じる可能性があります。
アクセサリーによる金属アレルギーに比較すると、歯科金属による発症頻度は少ないといわれていますが、様々な金属が歯科治療で使われていますので、この機会にぜひご自身に該当しないか確認してみてください。
もし、気になることがあって、「聞きたい」「相談してみたい」と思ったら、大分県別府市野口元町のセイノ歯科医院にご連絡またはお越しくださいませ。
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